説教ノート
2008年1月27日 主の2008年降誕節第5主日
「神の伝道1: 悔い改めて、福音を信じなさい」
マルコによる福音書1章14-15節(新共同訳)
序論
- 神の子であり、かつ神のしもべとなられた主は、「悔い改めなさい」、「福音を信じなさい」と、2つの命令・宣言をなさいました。
- 「時が満ちた」、「神の国は近くなった」と2つの告知と命令がひとりのお方から提示されていました。マルコの神の子の福音提示の手法です。
本論
- マルコ1章14節: 神の子イエス様は、神の福音を語った。
- 14節: 暗黒のガリラヤ・異邦人のガリラヤと預言者イザヤによって呼ばれた地は、福音宣教の初めにふさわしいところでした(マタイ4:15-16、イザヤ9:1-2)。
主イエス様の宣教の初めは、まさに悪魔の 誘惑と荒野、そして、暗黒の心のガリラヤへと聖霊に導かれたものでした。
教会の宣教も、基本は同じで、福音を無視し、敵対し、自己主張を繰り返し、身を低くしない悪魔・サタンの世・暗闇へ派遣です。
- マルコ1章15節: 神の子イエス様は、悔い改めて福音を信じなさいと語った。
- 15節: 2つの告知が告げられています。
- 15節a: 先ず、時は満ちた、神の国は近づいたとの告知です。
時は、好機・機会で、満ちたは、事前預言の成就のことで、悪魔・サタンへの完全勝利へ密着される神の国の実現の時の告知です。 - 15節b: 悔い改めて福音を信じなさいが2つ目の告知です。
悔い改めなさいは、心・理性の変化で、知性も働かせ、自己主張の生活から主の福音の告知に思い・心を尽くす生活へ全く変更することです。
福音を信じなさいは、時と神の国が近づいたの告知を福音として聴くことです。
主イエス様は、バプテスマのヨハネの悔い改め使信を継承しつつも、道備えではなく、神の国の福音の道を進んで行く悔い改めをお求めです。
信じるは、神のしもべに徹して生きる主の思い・心を共有することです。
結論
- 神の子イエス様は、悔い改めの洗礼や悪魔・サタンの誘惑にも、聖霊の導きに従って行かれました。この父なる神のことばへの聴従が、神の福音宣教の道に生きる神のしもべの基本姿勢です。
- 私たちも、主イエス様の福音宣教の思い・心を継承した弟子に徹して生かされたいと願います。
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