説教ノート
2008年1月20日 主の2008年降誕節第4主日
「神の預言3: 悪魔の誘惑を受けた神の子イエス様」
マルコによる福音書1章12-13節(新共同訳)
序論
- 神の子イエス様の試練・試みは、神のしもべとしてお受けになったものでした。
- マルコは、誘惑者・荒廃者と神のしもべを対比して、神の子イエス様の福音を担う者はだれかを問うているのです。
本論
- マルコ1章12節:神の子イエス様は、聖霊によって荒野に送り出されました。
- 12節:送り出す聖霊には、1つの大事な目的がありました。
⇒父なる神様が、神の子イエス様が神のしもべとして生きるため、ヨハネの弟子集団から即座に解放することでした。
⇒父なる神が、神の子イエス様によって荒野・荒廃の力に勝利することでした。
創世記3章15節の預言の通り、神の子イエス様がサタンの頭を砕くことです。
⇒マタイの福音書によれば、神の子イエス様はサタンから3つの誘惑を受け、申命記や詩篇のみことばをもって勝利しておられます。
- マルコ1章13節:父なる神は、神の子イエス様の霊の戦いに天の御使いを 与えて仕えさせました。
- 13節:40日間の荒野での霊の戦いは、ノア、エリヤ、モーセなどの試練や 祈りの期間で知らされるように、神の完全支配への戦いの期間なのです。
⇒神の子イエス様は、悪魔・サタンに勝利して、神の愛と信頼の絆の中、神の みことばによって繋がれていることを喜ぶ恵みの導きを啓示されました。 ⇒野獣とともにおられたが、御使いたちがイエスに仕えていたは、イザヤ書11章6節の狼は子羊とともに宿り、ひょうは子やぎとともに伏し、子牛、 若獅子、肥えた家畜が共にいて、小さい子どもがこれを追っていくの 預言成就をさし示すものです。神の勝利の御国の到来を告げるしるしです。
結論
- 神の子イエス様は、悪魔・サタンの誘惑を受けました。
- 12節:荒野・荒廃に飲み込む誘惑者・荒廃者との戦いは、この世の君、悪魔・サタンの巧妙な策略に対抗するもので、エペソ6章14-17節のみことばのように、真理の帯、正義の胸当、平和の福音、信仰の大盾、救いの兜、御霊の与える剣を全身に装備することが求められています。
- 13節:悪魔・サタンに勝利した時に与えられる恵みは、神の子イエス様が 神のしもべとして獲得されたように、野獣の中でも害が加えられない平安な交わり・生活で、それは、みことばの受肉・神のしもべ賜わるの恵みです。
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