説教ノート
2008年1月13日 主の2008年降誕節第3主日
「神の預言2: わたしはあなたを喜ぶ」
マルコによる福音書1章9-11節(新共同訳)
序論
- 神の子イエス様の初仕事は、その方の靴の紐を解く値打ちもないと告白して身を低くしたヨハネから水のバプテスマを受けることでした。
- 俳優の高橋英樹さんが、59歳の時、ひとりのガラス工芸作家が作品製作に 打ち込む姿に感動してから明るさを取り戻したそうです。
- マルコは、神の子イエス様の徹底聴従に感動される神の思いを伝えています。
本論
- マルコ1章11節: 神の子イエス様は、父なる神の命令書に聴くことから神の国宣教を開始されました。
- 9-10節: 父なる神は、ヨハネに救い主到来告知命令書を託されました(2、3)。
⇒その命令書に神の子イエス様も従われたのです。 - 11節: 聖霊は、天を開いて、神の子イエス様の上に鳩の姿をもって下りました。そして、神の命令書に服従する神の子イエス様に神は、福音のことばを与えて下さいました。
⇒神のことばは、「あなたは、わたしの愛する子、わたしはあなたを喜ぶ」です。
⇔「喜ぶ」は、「良く+思う」の2つの合成語で、「-が気に入っている、心にかなっている、満足である」等の意味をもっています。
⇒父なる神は、愛子・神の子イエス様がヨハネによる神の命令書服従に満足され、「罪への悔い改め」を有効にする天への門戸を「裂いて、開いて」下った。
- マルコ1章11節: 神は、神の子供である私たちにも愛の注ぎのしるし・聖霊を与えて下さっています。
- 11節: 聖霊は、神の国宣教に生きる決意を受け入れた父なる神の承認と 新たな派遣者への命令書委託のしるしでもあります。
⇒神の国の王・救い主の神の都エルサレム入場には、預言成就の任務を 果たすために、そのしるしの「子驢馬」が「お入用」だったのです。 ⇒私たちも、今のこの時代の神の国の宣教を全うされる神の子イエス様が 「お入用」とされた者たちで、主も、私たちが内住の聖霊に聴従する姿に感動しておられます。聖霊は、派遣する者たちへの愛と感動の注ぎのしるしです。
結論
- 主イエス様の福音の内容は、神の国宣教の啓示と実践です。
- 神は、弟子たちに人となられた神の御子イエスご自身を見せ、神の国宣教の「命令書」委託され、私たちは、その「命令書」によって派遣される者なのです。
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