説教ノート
2007年4月8日 主の2007年復活日<イースター>主日
「神の栄化4: キリスト・イエス様にある神の愛」
ローマの信徒への手紙8章35-39節(新共同訳)
序論
- 神の愛を忘れた神の賜物追求は、心を被造物が知る虚無へと導くものです。
本論
- ローマ8章35-36節;神の愛は、神の子への最高の恵みです。
- 35節;パウロはだれですと語り、神の愛からの引き離す者を意識させています。
- 艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣と、外圧や内圧は、 パウロ自身が、これまでの3回の伝道旅行等を通して経験して来たものです。
- 36節;パウロは、詩篇44篇22節を引用し、敗北感を背負いつつ、神信仰に 生き抜くコラの子たちの祈りを思い起こします。
- 36節;ほふられた羊とは、神にささげる価値を認められず、食用にされる羊のことで、敵に卑しめられ、辱められている敗北者の姿です。
- 詩篇44篇の記者は、主がイスラエルの軍勢と一緒に出陣されないので、敗北を味わい、勝利を勝ち取れないと神に訴えて祈っているのでもあります。
- 神の子らは、ほふられた羊のように、人生の敗北者とみられる側面をもつ。
- 主は、神の愛ゆえに、ほふられましたという最高の恵みの側面をもあります。
- ローマ8章37-39節;神は、愛の圧倒的勝利者・支配者です。
- シンプソンは、誤解を恐れず、神化という表現さえ用い、神に似せられる恵みを強調しています。
- 神の栄化は、神の愛の圧倒的な勝利です。主イエス様は、永遠の大祭司で、神の愛の勝利者としての執成手です。
- 死も、いのちも、御使いも、権威ある者も、今あるものも、後に来るものも、力ある者も、高い所にいるものも、低い所にいるものも、他のどんな被造物も、 神の子らを罪に定めて敗北者にする働きをさせる支配者があるのです。
- 神の子らは、その勝利者で、愛の神とともに生きることだけを喜ぶ者なのです。
結論
- 愛の執成しは、神の愛に生かされているという圧倒的な勝利にささえられる ことによって持続できるのです。
- 死も、いのちも、御使いも、権威ある者も、今あるものも、後に来るものも、力ある者も高い所にいるものも、低い所にいるものも、他のどんな被造物も、 本来神の賜物であるはずの恵みさえ、神の愛を見失うと、敗北感を増大させる要因ともなるのです。日々の朝、主日の礼拝で、愛の神に出会いましょう
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