説教ノート
2007年3月25日 主の2007年復活前第2主日
「神の栄化2: 罪からの救いを待望する祈り」
ローマの信徒への手紙8章28-30節(新共同訳)
序論
- 産みの苦しみの結果、神の救いと神のご計画達成方法が示されます。
- 神のご計画の啓示を受ける者も、罪人だと知っていることは、大事です。
本論
- ローマ8章28節: 神は、神の子の信仰の苦しみ・呻きと御霊の呻きとを結びつけて、神のご計画を進めてくださるのです。
- 28節: 神と呻きを共同相続できる福音の恵みを表現するパウロの決意です。神を愛する人々と神のご計画のために召された人々という表現を用いて、罪赦された罪人の決意と神のご意思とを結びつけています。
- ともに働くとは、あらゆることが一緒になって働いて良い結果を生み出すことをさしています。すべてのことを働かせて益として下さるとは、有能,立派,善良,価値ある等、広い意味で、価値ある物,事,財宝,財産,所有物に仕上げてくださるということです。
- ローマ8章29-30節: 神のご計画は、弱い罪人を用いて実現されるのです。
- 29節: なぜならは、神の目標の啓示です。口語訳及び新共同訳はためですと付け加えて訳しています。
- 被造物と御霊の産みの苦しみは、責任・負債を担える神の子たちの働きへの期待の思いが表明されています。
- 神が、あらかじめ知っておられる、定めておられる人々とは、神の救いのご計画を推進する働き人を意味し、神を愛する人々であって、罪を犯したことのない人々という条件はありません。
- 教会は、神に召され人々の集団で、御子のかたちと同じ姿・似たものにしていただくが、神の救いの最終目標なのです。
- 30節: 目標達成の方法は、定め・選び⇒召し⇒義⇒栄化と、順を追って、主と同じ姿・似たものに変えられて行くことです。
- 神のご計画は、供えのパンで、神の前に置かれたもの、決意・決心です。神の計画は、神の幕屋の内で実現されるのです。
結論
- 贖いの主・聖霊・助け主・慰め主への初穂の祈りに与り、主と苦楽を共にする者が、主と同じ姿・似たものに形造られていると、その正しいことを証明して下さる神に日々近く祈りをしたいと願います。神は、弱さを持ちつつも、神を愛する者とともに働いて、神のご計画を実現されます。
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