説教ノート
2007年3月4日 主の2007年復活前第5主日
「神の聖化6: 聖霊による勝利」
ローマの信徒への手紙8章1-11節(新共同訳)
序論
- 勝利は、希望を与えますが、敗北は、絶望しか与えません。その希望は、忍耐、練達、品性の成熟へと進めますが、絶望は、破壊的な生活で、建設的な生き方は生み出しません。
本論
- ローマ8章1-3節: 真の勝利者は、いのちの聖霊です。
- 1節: 「こういうわけで」と、「罪に定められる」ない、「勝利宣言」をいたします。
- 2-3節: パウロは、「なぜなら」と1節の「勝利宣言」の原因を提示します。 それは、「罪と死の原理」から「いのちの御霊の原理」が、「解放した」宣言です。
- 罪と死の「原理」に留まることが、「敗北」で、「御霊の原理」、「キリスト・イエス様の肉」における「神の恵み」の勝利が、今や適用されることになったのです(3)。
- ローマ8章4節: 真の勝利者は、律法の要求を満たす者です。
- 4節: 「ため」とパウロは、2-3節での「罪と死の原理への勝利と解放宣言」、すなわち、聖霊による「歩み」が、「律法の要求」を満たせる理由だと言います。
- 「聖霊による歩み」は、「罪」への勝利者、「心」の内住者との生活で、「律法」の要求は、罪に留まる者へは、「敗北宣言」です。「聖霊による歩み」は、「聖霊に依り頼む習慣の持続で」す。「聖霊による歩み」は、「我らの中に臨在し、宿り給うお方として認識する」こと、「御霊はその認識に答えて、・・・我らの心の奥の至聖所から語り給う」のです。
- 聖霊は、助け主・慰め主で、「彼に信頼する者は、失望させられることがない」。
- ローマ8章5-11節: 真の勝利者は、聖霊の義に生きるのです。
- 5節: 「考える・思う」は、「心にかける」の意味で、6-7節の「思い」、心の関心のあり方が問われているのです。
- 6-11節: 「心」は、「場所」と「源泉」が大事な要因で、「キリスト・イエス様」を 復活させた「聖霊」を「持つ」(9)人が、義に生き(10)、死ぬべきからだを聖霊によって「生かして」いただける人だと、パウロは宣言します。大事なことは、「心」が、神の戒め・命令を神の愛のいのちのことばと聴き続けることです。
結論
- 神の律法の要求を満たせるお方は、「神の聖霊」のみです。
- 「からだ」と「心」を「「聖霊による歩み」の下に置くかどうかが問われています。
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