説教ノート
2007年2月11日 主の2007年降誕節第7主日
「神の聖化3: 新しい御霊に仕える」
ローマの信徒への手紙7章1-6節(新共同訳)
序論
- 「神の聖」のもう一つのことは、「罪の奴隷」で、今日の箇所で、結婚の譬を用いて、「聖別」の意味をパウロは説き明かしています。
- その鍵のことばは、「実」(6:21-22)です。
本論
- ローマ7章1-3節:神の聖化は、罪との決別です。
- 1節:神の律法が人間に対してもつ権限にパウロは言及し、「律法を知って いる人々」への問いかけをしています。ユダヤ人と異邦人の違いは、ないの です。加藤常昭師は、パウロが心の戦いの中で書簡を書いたと言います。
- 2-3節:パウロは、「罪の奴隷」生活の心との決別を宣言しています。7章の最後でも、罪の力の強さと執拗さをパウロは告白しています。
- 夫は、「罪」です。サタンは、「死」で支配します。
- ローマ7章1-3節:神の聖化は、新しい御霊への奉仕です。
- 4-5節:義の「僕」(奴隷)への移行には、「罪=サタン」の夫の「死=決別」が必要で、「律法に対して死んでいる」状態とキリスト・イエス様の十字架の死とを結びつけ、パウロは説き明かしています(4)。
- 「死者の中からよみがえった方」と結ばれる=「キリスト・イエス様との結婚」 生活の目的は、「神のために」実を結ぶようになるためです。
- 神の「聖化(聖潔)」は「恵み」の主の「実」をもたらすことでした。
- 神への「従順・服従」を神のための「義」の「実」と神は「認められた」(11)のです。
- 神の「規範」を破壊する力は、「罪と律法」であり、罪(夫)の欲情です。
- 6節:パウロは、「新しい御霊」への奉仕のために、律法からの解放を語りますが、律法の悪ではなく、心の真の主人を問うのです。
結論
- パウロは、「主イエスは、私たちの罪のために死に渡され、私たちが義と認め るために、よみがえられた」と主イエス様の死と復活をあかしします。
- 神は、神の約束のみことばに生きる人々に、「義といのち」が与えられます。
- 私たちは、「キリスト・イエス様と一つ」にされる恵みに与ったのです。その証拠として、神の「新しい主人」・「キリスト・イエスの御霊」が、内住して下さいました。
- 罪の力は、欲情をもって、肉体の「死」を迎えるまで、私たちを支配します。 ◇罪の力への勝利は、死と死の恐怖に勝利して下さった御霊の声・みことばの声に聴き従うほか残された道は、ないのです!心の新しい主人として!
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