説教ノート
2007年1月21日 主の2007年降誕節第4主日
「神の義5: 主の恵みと賜物」
ローマの信徒への手紙5章12-21節(新共同訳)
序論
- (1)罪と死を人間にもたらしたアダムと(2)その人間に義といのちを与えて下さる主イエス・キリスト様を対比して、パウロは主の恵みと賜物を提示しています。
本論
- ローマ5章12-14節:神は、キリスト・イエス様に導くため律法を与えられた。
- 12-14節:<1>「全人類」の罪、<2>律法による罪の自覚、<3>律法が与えられる以前の人々の罪、<4>来るべきお方(キリスト様)の雛型としてのアダムを提示しています。但し、印鑑の裏表の関係の雛形です。
- 14節:モーセによる律法は、罪の自覚を与える神の愛と恵みで、神のことばである十戒の石の板は、神の幕屋の至聖所に置かれ、贖罪所、恵みの御座と呼ばれ、大祭司(キリスト)に執成す場所となったのです。
- ローマ4章14-21節:神は、神に生きるため、罪人に義といのちを賜った。
- 14-15節:アダムが罪の結果は、<1>肉体の死、<2>道徳的倫理的な死、孤独・断絶、<3>永遠の滅びとしての死です。
- 15-16節:神は、罪人の義をもって応答してくだったと、パウロは、神信仰の義」を提示しています。それは、価なしに義と認められる(3章24節)恵みです。
結論
- 25節:パウロは、主イエスは、私たちの罪のために死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられたと主イエス様の死と復活をあかしします。
- 律法による「罪の自覚」は、神信仰により、神の約束のみことばに向かって生きる人々に、「義といのち」の賜物を与えるのです。
- その意味で、朝ごと、主日ごとに、神の約束のことば、特に「神の命令と約束」のことばに信仰の祈りをもって向かいたいと願います。
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