説教ノート
2007年1月7日 主の2007年降誕節第2主日
「神の義3: 復活信仰に生きる」
ローマの信徒への手紙4章9-25節(新共同訳)
序論
- パウロの賢さは、同胞の立場に配慮しつつも、決して復活の主イエス様から心の目線を離さなかったことです。
本論
- ローマ4章9-12節:アブラハムは、割礼を信仰の義のしるしとして与えられたのです。
- 9節:「アブラハムの信仰の義」を3章24節で啓示された「価なしに義と認められる」恵みと4章7-8節のダビデの幸福に満ちた讃美をパウロは確認します。
- 10-11節:「信仰の義」に与った後の証印としての「割礼」は、割礼を受けていない異邦人の父ともなると「アブラハムの信仰の義」を提示しています。
- 12節:アブラハムが見出した「義」=神の愛の出来事は、割礼を受けた者は、本来、神の民であり、アブラハムの子孫が異邦人に示すことでした。
- ローマ4章13-16節:アブラハムは、世の相続人となる約束の父祖とされたのです。
- 13節:創世記12章2、7節及び13章15、16節にある神の祝福の約束は、アブラハムとその神信仰に生きる全子孫に与えられたこと暗示しています。
- 14-15節:律法は、神信仰に生きるための「養育掛」です。
- 16節:神信仰による罪からの救い、その信仰の義は、主イエス様の贖いの身代わりを受け入れる全ての人が、世の相続人とされる「約束の保証」です。
- 旧約聖書は、異邦人である私たちへの祝福の福音でもあるのです。
- ローマ4章17-25節:アブラハムは、復活信仰を義と認められたのです。
- 17節:はっきりとパウロは、アブラハムの義とされた信仰が、「死者を生かし、無いものを有るもののようにお呼びになるお方」への復活信仰と提示します。
- 18-22節:パウロは、サラの胎が死んでいる・妊娠できる年齢を超えているのに、神が、「あなた自身から生まれ出てくる者が、あなたの跡を継がなければならない」(創世記15:4)と啓示された「保証・約束のことば」を説明しています。
- パウロは、聖霊の働きによって、神の真実な約束と保証に与ったアブラハムの「場合」が見えてきたのです。
結論
- 25節:パウロは、「主イエスは、私たちの罪のために死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられた」と主イエス様の死と復活をあかしします。
- 私たちも、聖書から復活信仰に生きる「幸福感」を発見し、神を讃美したい。 どんな犠牲を払ってでも、神に聴くために、神の聖徒たちがいのちを賭けて守って来てくれた礼拝を大事にしましょう。
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